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2014-06-20 23:27 | カテゴリ:トレード技術
こんばんは、マイクです。

前回の記事に多くの反響を頂きました。
ありがとうございます。

さて、その中で、ひとつのことをトコトンやることによって得られた認識力には、潜在意識のレベルで「感じられる」までの強さがある、ということを書きました。

これって、まさに「ゾーン」なんですよね!

スポーツをやっている方は「ゾーン」の概念には比較的なじみがあるかも知れません(自分がその状態になれるかは別として)。

「ゾーン」は「無我の境地」や「究極の集中状態」と意訳され、スポーツ心理学では「アスリートが通常を超える能力を発揮できるスーパーな状態」とされています。

「体が勝手に動く」
「相手の動きが手に取るようにわかる」
「心の底から力が湧いてくる」

といった言葉でも表現されますね。

マイクの好きなテニス漫画に「ベイビーステップ」というのがあるんですが、この中で主人公の「エーちゃん」が、過酷な練習のPDCAサイクルを回し続けながら、遂に試合で「ゾーンに入る」シーンがあって、すごく参考になります(17巻155話)。

ベイビーステップ 第17巻




ちなみにこの「ベイビーステップ」には、ほんとにリアルなテニス技術の描写があって、特にメンタル面を基盤とした戦略に関しては、下手なテニス雑誌よりよっぽど役に立ちますよ♪


さて、「ゾーン」と言えば・・・

そう、トレーダーにとってバイブルと言っても過言ではない、あの本ですね!

マーク・ダグラス著: ゾーン 「勝つ」相場心理学入門

マーク・ダグラス著: ゾーン 「勝つ」相場心理学入門


ゾーンの原題は、"Trading in the zone" です。

まさに、「ゾーンに入ってトレードしなさい」ってことですよ!

スポーツのゾーンと全く同じことです。

トレーダーがゾーンに入った状態とは、「私は一貫した勝者である」という信念を確立した状態と言えます。

「一貫した勝者」とは、著者の言う「一貫性の七つの原理」を心の底から確信している人ですね:

■一貫性の七つの原理
①私は自分の優位性を客観的に確認している。
②私はすべてのトレードでリスクを前もって決めている。
③私は完璧にリスクを受け入れている。あるいはトレードを見切ることをいとわない。
④私は疑念も躊躇もなく自分の優位性に従う。
⑤私はマーケットが可能にしてくれた勝ちトレードから利益をつかみ取る。
⑥私はミスを犯すことへの自分への対応を継続的に監視している。
⑦私はこうした一貫した成功の原理の絶対的必要性を理解している。したがって決してそれを破らない。

誰しも一度は読んだことのある本だと思いますが、たとえその時にあまりピンと来なくても、トレーダーとして経験を積み、成長するに従って、この本を読み返す毎に段々と腑に落ちてくると思います。

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