晴れ時々相場
マイクのトレード学研究記
2014-12-31 14:00 |
カテゴリ:トレード技術
こんにちは、マイクです。
今年もあと半日となりましたね!
新年を迎える前に、何か忘れてたことがあったような気がしてブログを見返すと、「通貨のトリビア」の話が途中でした。
所詮トリビアなのでどうでもいいちゃいいんですが(笑)、そのまま年を越すのもなんなので、完結させておきましょう♪
「何の話だっけ?」という場合はまず下記の記事を見てください。
■通貨のトリビア(1)
■通貨のトリビア(2)
そう、通貨の順番
EUR

GBP

AUD

NZD

USD

CAD

CHF

JPY

は、どうしてこの並びになっているのか?
ということでしたね。
この国旗を見てピンと来た人は鋭いです!
まず、一番上にあるEURですが、みなさんユーロが誕生したのはいつか憶えてますか?
ユーロは1999年1月1日に決済用仮想通貨として導入されました。
そう、始めは仮想通貨だったんです。
Bitcoinみたいですね!
現金通貨として導入国の従来通貨(マルクなど)に取って代わったのは2002年1月1日からです。
それまではユーロは存在しなかったんですね。
なのでちょっと横に置いておきましょう。
世界経済の枠組みが構築されていった歴史の中で、最も力を持っていたのは大英帝国でした。
なので、ユーロができる前、トップにあったのは当然GBPです。
そして帝国傘下のAUD、NZDが続きます。
オーストラリアとニュージーランドの国旗を見てください。
ちゃんと大英帝国の旗が入ってますね!
そして次は英国に反旗を翻した米国USDと、同じ北米大陸で後から独立したカナダCADとなるわけです。
そして最後になるのがスイスフランCHFと日本円JPYですが、これは何故だかわかるでしょうか?
この2つは歴史的な低金利通貨です。
現在でもフランと円は「安全資産」と見做されており、リスクオフの時に買われるのはみなさんもご存知ですね。
なので、他の通貨に対する決済通貨の性格を持つため、順番が最後になるわけです。
で、最初に保留しておいたユーロですが、ユーロが誕生した時にはこの順番が既に出来上がっていたため、途中に入れるわけにもいかず、トップに置かれたんですね。
こういう歴史的背景がわかると、通貨の順番も自然に覚えられますね♪
すっきりしたところで、みなさんもどうぞよいお年をお迎えください!
参考になりましたら、ポチっと応援お願いします♪
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今年もあと半日となりましたね!
新年を迎える前に、何か忘れてたことがあったような気がしてブログを見返すと、「通貨のトリビア」の話が途中でした。

所詮トリビアなのでどうでもいいちゃいいんですが(笑)、そのまま年を越すのもなんなので、完結させておきましょう♪
「何の話だっけ?」という場合はまず下記の記事を見てください。
■通貨のトリビア(1)
■通貨のトリビア(2)
そう、通貨の順番
EUR

GBP

AUD

NZD

USD

CAD

CHF

JPY

は、どうしてこの並びになっているのか?
ということでしたね。
この国旗を見てピンと来た人は鋭いです!
まず、一番上にあるEURですが、みなさんユーロが誕生したのはいつか憶えてますか?
ユーロは1999年1月1日に決済用仮想通貨として導入されました。
そう、始めは仮想通貨だったんです。
Bitcoinみたいですね!
現金通貨として導入国の従来通貨(マルクなど)に取って代わったのは2002年1月1日からです。
それまではユーロは存在しなかったんですね。
なのでちょっと横に置いておきましょう。
世界経済の枠組みが構築されていった歴史の中で、最も力を持っていたのは大英帝国でした。
なので、ユーロができる前、トップにあったのは当然GBPです。
そして帝国傘下のAUD、NZDが続きます。
オーストラリアとニュージーランドの国旗を見てください。
ちゃんと大英帝国の旗が入ってますね!
そして次は英国に反旗を翻した米国USDと、同じ北米大陸で後から独立したカナダCADとなるわけです。
そして最後になるのがスイスフランCHFと日本円JPYですが、これは何故だかわかるでしょうか?
この2つは歴史的な低金利通貨です。
現在でもフランと円は「安全資産」と見做されており、リスクオフの時に買われるのはみなさんもご存知ですね。
なので、他の通貨に対する決済通貨の性格を持つため、順番が最後になるわけです。
で、最初に保留しておいたユーロですが、ユーロが誕生した時にはこの順番が既に出来上がっていたため、途中に入れるわけにもいかず、トップに置かれたんですね。
こういう歴史的背景がわかると、通貨の順番も自然に覚えられますね♪
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2014-11-30 17:27 |
カテゴリ:トレード技術
こんにちは、マイクです。
今日はオーナー全国セミナーツアーで松山に来ています。
実は昨日は京阪神グループの勉強会&懇親会がありました。
参加されたみなさん、おつかれさまでした♪
で、今日は伊丹から昼前に松山に着く飛行機で来たんですが、
なんと・・・

久しぶりにプロペラ機に乗りました!
セミナーの様子はまた別の記事で書きますね。
では、前回の記事「通貨のトリビア」の続きをやりましょう。
結論から言うと、通貨には以下のような順番があります:
EUR
GBP
AUD
NZD
USD
CAD
CHF
JPY
そして、2つの通貨でペアを作った時に、より上の方にある通貨が左側(基軸通貨)に、より下の方にある通貨が右側(決済通貨)になります。
例えばNZDとCADでペアを作る時には、NZDの方がCADより上にあるので、正解は:
NZDCAD
となります。
もう少しビジュアルにすると・・・
こんな感じになります:

各要素の左端が基軸通貨、上端が決済通貨になっていますね。
左端の列、上端の行には、各通貨が先ほどの順番で並んでいます。
そして、前述のルールがあるため、マトリクスの右上の三角の部分だけが有効になっています。
うーん、我ながらわかりやすい。笑
では、、、
この通貨の順番はどのようにして決まったんでしょうか?
・何でEURがトップなの?
・何でJPYは最後なの?
どうしてでしょうね?
ちょっと長くなったので、続きはまた次回!
もー、早く~、って思ったら、ポチっと応援お願いします♪
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実は昨日は京阪神グループの勉強会&懇親会がありました。
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で、今日は伊丹から昼前に松山に着く飛行機で来たんですが、
なんと・・・

久しぶりにプロペラ機に乗りました!
セミナーの様子はまた別の記事で書きますね。
では、前回の記事「通貨のトリビア」の続きをやりましょう。
結論から言うと、通貨には以下のような順番があります:
EUR
GBP
AUD
NZD
USD
CAD
CHF
JPY
そして、2つの通貨でペアを作った時に、より上の方にある通貨が左側(基軸通貨)に、より下の方にある通貨が右側(決済通貨)になります。
例えばNZDとCADでペアを作る時には、NZDの方がCADより上にあるので、正解は:
NZDCAD
となります。
もう少しビジュアルにすると・・・
こんな感じになります:

各要素の左端が基軸通貨、上端が決済通貨になっていますね。
左端の列、上端の行には、各通貨が先ほどの順番で並んでいます。
そして、前述のルールがあるため、マトリクスの右上の三角の部分だけが有効になっています。
うーん、我ながらわかりやすい。笑
では、、、
この通貨の順番はどのようにして決まったんでしょうか?
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2014-11-26 17:05 |
カテゴリ:トレード技術
こんにちは、マイクです。
今日は通貨に関するちょっとしたトリビアをお送りします。

みなさんは普段どのような通貨ペアをトレードされていますか?
日本人に一番馴染みがあるのはやはりUSDJPYですかね。
では、外国為替市場で最も取引量の多い通貨ペアは何でしょう?
答は・・・
はい、EURUSDです。
USDJPYは2番目、そして、GBPUSD・AUDUSDが3・4番目と続きます。
EURUSD・GBPUSD・AUDUSDがドルスト3兄弟と呼ばれるのは、この流通量の多さによるものです。
マイクもこれらドル円+ドルスト3兄弟の4通貨ペアをメインに取引をしています。
流通量が多い
||
多くのトレーダーが見ている
||
相場心理のエネルギーが高い
||
テクニカルが効きやすい
という図式が成り立つからですね。
では、今度は各通貨別に見るとどうでしょうか。
2013年時点での新興国を除いた通貨別シェアは1位から順に、
1. USD
2. EUR
3. JPY
4. GBP
5. AUD
6. CHF
7. CAD
8. NZD
となっています。
これらを組み合わせただけでもかなりたくさんの通貨ペアができますね。
AUDCHFとか、EURGBPとか、、、
いったい全部でいくつあるでしょうか?
???
答は:
\[
\begin{equation}
{}_8\mathrm{C}_2=\frac{8!}{(8-2)!\,2!}=28
\end{equation}
\]
28通貨ペアです。
8つのものから2つを選ぶ「組合せの数」ですね。
あ、こういう式を出すと寝る人がいるんだった。笑
さて、この28の通貨ペアですが、2つの通貨を組み合わせる時に、どっちが先でどっちが後かわかりますか?
もちろんメジャーなのはすぐわかりますよね。
EURAUDとか。
ではNZDとCADではどうでしょう?
実は・・・
この組合せの順番には、ある規則があるんです。
それさえわかっていれば、通貨の順番がわからなくなることはありません。
ちょっと長くなったので、続きはまた次回!
早く読みたいよって思ったら、ポチっと応援お願いします♪
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今日は通貨に関するちょっとしたトリビアをお送りします。

みなさんは普段どのような通貨ペアをトレードされていますか?
日本人に一番馴染みがあるのはやはりUSDJPYですかね。
では、外国為替市場で最も取引量の多い通貨ペアは何でしょう?
答は・・・
はい、EURUSDです。
USDJPYは2番目、そして、GBPUSD・AUDUSDが3・4番目と続きます。
EURUSD・GBPUSD・AUDUSDがドルスト3兄弟と呼ばれるのは、この流通量の多さによるものです。
マイクもこれらドル円+ドルスト3兄弟の4通貨ペアをメインに取引をしています。
流通量が多い
||
多くのトレーダーが見ている
||
相場心理のエネルギーが高い
||
テクニカルが効きやすい
という図式が成り立つからですね。
では、今度は各通貨別に見るとどうでしょうか。
2013年時点での新興国を除いた通貨別シェアは1位から順に、
1. USD
2. EUR
3. JPY
4. GBP
5. AUD
6. CHF
7. CAD
8. NZD
となっています。
これらを組み合わせただけでもかなりたくさんの通貨ペアができますね。
AUDCHFとか、EURGBPとか、、、
いったい全部でいくつあるでしょうか?
???
答は:
\[
\begin{equation}
{}_8\mathrm{C}_2=\frac{8!}{(8-2)!\,2!}=28
\end{equation}
\]
28通貨ペアです。
8つのものから2つを選ぶ「組合せの数」ですね。
あ、こういう式を出すと寝る人がいるんだった。笑
さて、この28の通貨ペアですが、2つの通貨を組み合わせる時に、どっちが先でどっちが後かわかりますか?
もちろんメジャーなのはすぐわかりますよね。
EURAUDとか。
ではNZDとCADではどうでしょう?
実は・・・
この組合せの順番には、ある規則があるんです。
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2014-07-24 17:08 |
カテゴリ:トレード技術
こんにちは、マイクです。
昨日、今日と、オージー関係の指標が続きましたね。
昨日は10:30に豪州第2四半期CPI、今日は10:45に中国HSBC製造業PMIでした。
あ、中国は豪州の最大輸出先・最大輸入元なので、オージーが中国指標の影響を強く受けることはマイクのブログ読者さんならご存じですよね♪
さて、結果はというと、昨日は市場予想と同じ(細目ではよかった項目あり)、今日は市場予想より少しよかったです。
発表時、昨日今日共にAUDUSDはスパイクアップしました。
【AUDUSD】
■15分足

しかし、その後の動きはというと、昨日はフォロースルーで更に伸び、今日は全戻しです。
仮に昨日第2波で取れたからといって、今日も同じように押目で買おうとすればやられてしまいますよね。
では、この指標後の動きを予測する方法はあるのでしょうか?
もちろん相場なので100%ではありませんが、2つのポイントをチェックすることによって、ある程度の目星をつけることはできます♪
まず1つ目は、指標発表結果の市場予想との乖離の大きさです。
市場にとってサプライズとなるくらい乖離が大きければ、ファンダメンタル的にインパクトがありますから、その方向に伸びる確率が高まります。
そして2つ目は、1分足の動き方です。
下のチャートを見てください。
■1分足(7/23)

■1分足(7/24)

上が昨日の指標発表時、下が今日の指標発表時です。
違いがわかりますか?
そうです。
昨日の場合は、指標発表時刻の足の高値をすぐに抜いていっていますよね?
それに対して今日の場合は、指標発表時刻の足の高値を抜くことができず、そのまま押しをつけにいっています。
前者の場合は発表時の後にも買いのエネルギーが持続していることが示唆されますが、後者の場合は発表時に買いのエネルギーが出尽くして、それ以降は続いていないことが示唆されます。
よって、前者の場合はその後の押目でもフォロースルーが期待できますが、後者は全戻しの可能性が高いということになります。
繰り返しますが、絶対じゃありませんよ!
値動きは確率的事象ですからね♪
でも、こういう細かい動きも気に掛けることによって、マイクはシナリオの確率を向上させることに努めています。
あ、言うまでもないことですが、今日の話以前の問題として、長期足の環境認識があることは大前提ですよ!
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昨日、今日と、オージー関係の指標が続きましたね。
昨日は10:30に豪州第2四半期CPI、今日は10:45に中国HSBC製造業PMIでした。
あ、中国は豪州の最大輸出先・最大輸入元なので、オージーが中国指標の影響を強く受けることはマイクのブログ読者さんならご存じですよね♪
さて、結果はというと、昨日は市場予想と同じ(細目ではよかった項目あり)、今日は市場予想より少しよかったです。
発表時、昨日今日共にAUDUSDはスパイクアップしました。
【AUDUSD】
■15分足

しかし、その後の動きはというと、昨日はフォロースルーで更に伸び、今日は全戻しです。
仮に昨日第2波で取れたからといって、今日も同じように押目で買おうとすればやられてしまいますよね。

では、この指標後の動きを予測する方法はあるのでしょうか?
もちろん相場なので100%ではありませんが、2つのポイントをチェックすることによって、ある程度の目星をつけることはできます♪
まず1つ目は、指標発表結果の市場予想との乖離の大きさです。
市場にとってサプライズとなるくらい乖離が大きければ、ファンダメンタル的にインパクトがありますから、その方向に伸びる確率が高まります。
そして2つ目は、1分足の動き方です。
下のチャートを見てください。
■1分足(7/23)

■1分足(7/24)

上が昨日の指標発表時、下が今日の指標発表時です。
違いがわかりますか?
そうです。
昨日の場合は、指標発表時刻の足の高値をすぐに抜いていっていますよね?
それに対して今日の場合は、指標発表時刻の足の高値を抜くことができず、そのまま押しをつけにいっています。
前者の場合は発表時の後にも買いのエネルギーが持続していることが示唆されますが、後者の場合は発表時に買いのエネルギーが出尽くして、それ以降は続いていないことが示唆されます。
よって、前者の場合はその後の押目でもフォロースルーが期待できますが、後者は全戻しの可能性が高いということになります。
繰り返しますが、絶対じゃありませんよ!
値動きは確率的事象ですからね♪
でも、こういう細かい動きも気に掛けることによって、マイクはシナリオの確率を向上させることに努めています。
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2014-06-20 23:27 |
カテゴリ:トレード技術
こんばんは、マイクです。
前回の記事に多くの反響を頂きました。
ありがとうございます。
さて、その中で、ひとつのことをトコトンやることによって得られた認識力には、潜在意識のレベルで「感じられる」までの強さがある、ということを書きました。
これって、まさに「ゾーン」なんですよね!
スポーツをやっている方は「ゾーン」の概念には比較的なじみがあるかも知れません(自分がその状態になれるかは別として)。
「ゾーン」は「無我の境地」や「究極の集中状態」と意訳され、スポーツ心理学では「アスリートが通常を超える能力を発揮できるスーパーな状態」とされています。
「体が勝手に動く」
「相手の動きが手に取るようにわかる」
「心の底から力が湧いてくる」
といった言葉でも表現されますね。
マイクの好きなテニス漫画に「ベイビーステップ」というのがあるんですが、この中で主人公の「エーちゃん」が、過酷な練習のPDCAサイクルを回し続けながら、遂に試合で「ゾーンに入る」シーンがあって、すごく参考になります(17巻155話)。
■ベイビーステップ 第17巻

ちなみにこの「ベイビーステップ」には、ほんとにリアルなテニス技術の描写があって、特にメンタル面を基盤とした戦略に関しては、下手なテニス雑誌よりよっぽど役に立ちますよ♪
さて、「ゾーン」と言えば・・・
そう、トレーダーにとってバイブルと言っても過言ではない、あの本ですね!
■マーク・ダグラス著: ゾーン 「勝つ」相場心理学入門

ゾーンの原題は、"Trading in the zone" です。
まさに、「ゾーンに入ってトレードしなさい」ってことですよ!
スポーツのゾーンと全く同じことです。
トレーダーがゾーンに入った状態とは、「私は一貫した勝者である」という信念を確立した状態と言えます。
「一貫した勝者」とは、著者の言う「一貫性の七つの原理」を心の底から確信している人ですね:
■一貫性の七つの原理
①私は自分の優位性を客観的に確認している。
②私はすべてのトレードでリスクを前もって決めている。
③私は完璧にリスクを受け入れている。あるいはトレードを見切ることをいとわない。
④私は疑念も躊躇もなく自分の優位性に従う。
⑤私はマーケットが可能にしてくれた勝ちトレードから利益をつかみ取る。
⑥私はミスを犯すことへの自分への対応を継続的に監視している。
⑦私はこうした一貫した成功の原理の絶対的必要性を理解している。したがって決してそれを破らない。
誰しも一度は読んだことのある本だと思いますが、たとえその時にあまりピンと来なくても、トレーダーとして経験を積み、成長するに従って、この本を読み返す毎に段々と腑に落ちてくると思います。
うん、もう一度読んでみよう!って思ったら、ポチっと応援お願いします♪

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前回の記事に多くの反響を頂きました。
ありがとうございます。
さて、その中で、ひとつのことをトコトンやることによって得られた認識力には、潜在意識のレベルで「感じられる」までの強さがある、ということを書きました。
これって、まさに「ゾーン」なんですよね!
スポーツをやっている方は「ゾーン」の概念には比較的なじみがあるかも知れません(自分がその状態になれるかは別として)。
「ゾーン」は「無我の境地」や「究極の集中状態」と意訳され、スポーツ心理学では「アスリートが通常を超える能力を発揮できるスーパーな状態」とされています。
「体が勝手に動く」
「相手の動きが手に取るようにわかる」
「心の底から力が湧いてくる」
といった言葉でも表現されますね。
マイクの好きなテニス漫画に「ベイビーステップ」というのがあるんですが、この中で主人公の「エーちゃん」が、過酷な練習のPDCAサイクルを回し続けながら、遂に試合で「ゾーンに入る」シーンがあって、すごく参考になります(17巻155話)。
■ベイビーステップ 第17巻

ちなみにこの「ベイビーステップ」には、ほんとにリアルなテニス技術の描写があって、特にメンタル面を基盤とした戦略に関しては、下手なテニス雑誌よりよっぽど役に立ちますよ♪
さて、「ゾーン」と言えば・・・
そう、トレーダーにとってバイブルと言っても過言ではない、あの本ですね!
■マーク・ダグラス著: ゾーン 「勝つ」相場心理学入門

ゾーンの原題は、"Trading in the zone" です。
まさに、「ゾーンに入ってトレードしなさい」ってことですよ!
スポーツのゾーンと全く同じことです。
トレーダーがゾーンに入った状態とは、「私は一貫した勝者である」という信念を確立した状態と言えます。
「一貫した勝者」とは、著者の言う「一貫性の七つの原理」を心の底から確信している人ですね:
■一貫性の七つの原理
①私は自分の優位性を客観的に確認している。
②私はすべてのトレードでリスクを前もって決めている。
③私は完璧にリスクを受け入れている。あるいはトレードを見切ることをいとわない。
④私は疑念も躊躇もなく自分の優位性に従う。
⑤私はマーケットが可能にしてくれた勝ちトレードから利益をつかみ取る。
⑥私はミスを犯すことへの自分への対応を継続的に監視している。
⑦私はこうした一貫した成功の原理の絶対的必要性を理解している。したがって決してそれを破らない。
誰しも一度は読んだことのある本だと思いますが、たとえその時にあまりピンと来なくても、トレーダーとして経験を積み、成長するに従って、この本を読み返す毎に段々と腑に落ちてくると思います。
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