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2014-09-11 19:54 | カテゴリ:指標発表
こんにちは、マイクです。

いよいよ、「3つのサプライズ(1)」、「3つのサプライズ(2)」に引き続き、最後の(3)です。

(3) 9/7(日) 英国世論調査(スコットランド独立賛成派が初リード)


ある意味これは一番のサプライズというか、ショッキングなことかも知れません。

下の地図を見てみましょう。

20140911uk-regions-map.gif


英国の正式名称は「the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」で、

・England (イングランド)
・Wales (ウェールズ)
・Scotland (スコットランド)
・Northern Ireland (北アイルランド)

の4つの「国」(country)から成り立っています。

England、Wales、ScotlandがGreat Britain島を構成し、Ireland島の北東部がNorthern Irelandです。

北アイルランドは昔からIRA等による独立闘争が繰り返されてきましたが、ここにきて、今度はスコットランドが英国から本当に独立するかもしれないという事態になっている訳です。

伏線は数年前からありました。

2011年、スコットランド議会選で、独立推進派のスコットランド民族党(SNP)が過半数を獲得。

2012年、英国キャメロン首相が、スコットランド自治政府の住民投票実施を容認。

ま、どーせ住民投票しても、まさか賛成が上回ることはないだろうと高を括っていたのでしょう。


ところが!!


9/7(日)に発表された世論調査で、賛成51%、反対49%と、初めて賛成派が上回ったのです!


上の地図を見ると分かりますが、スコットランドは英国国土の1/3を占めています。
GDPも約1割、重要な軍事基地もあります。

これが独立するとなったら英国は大打撃、ポンドの受けるダメージもはかり知れません。


ということで、月曜はGBPUSD、大きくギャップダウンして始まりました。

【GBPUSD】
■1時間足

GBPUSDH1a.png


月曜午前中には若干窓埋めの動きを見せましたが、全く埋められず続落。

黄色い帯の部分が窓ですが、今日になってようやく埋めにきましたね!

実は、昨夜、サーベイション(Survation)という会社が行った最新の世論調査結果がリリースされて、反対が53%となっていたのです!

それに呼応して、昨夜から反発に転じていることがわかりますね。

夜中にも一度窓埋めトライに来て、窓の下限まで到達しましたが、あえなく撃ち落とされています。

そして、今日、欧州時間になって本気で再トライに来ました。

窓に突っ込んできたのを見て、マイクは第2波を待ちます。

■15分足
20140911GBPUSDM15.png


サポレジライン&15分BB+1σ&5分MA復帰でロングエントリー。

無理にフル窓は狙わず、Fibonacci Pivot R1で決済。

+21.4pips


憶えてますか?

そう、必要な分だけ取ればいいんでしたよね♪


本番の住民投票は今月18日です。
それまで、中間調査のリリースや要人発言などによってポンドは乱高下が予想されます。

チャンスも増えますが、くれぐれもハニートラップに捕まらないように気を付けましょう(笑)。


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